イラスト収益化チャレンジ2022:②EyeEm

さて、ストックフォトへのチャレンジ2つめはドイツ・ベルリン発のサービス『EyeEm』。
こちらはもともとinstagramのようなアプリだったらしく、販売機能は後から付け足されたようだ。そのためかプライベートに近い写真もガンガンに上がっており、写真にいいねしたり他のユーザーをフォローしたりも割と気軽に行われる。もちろん作家性の強いユーザーはそれぞれに作り込んだ写真をあげている。

アップされた写真がEyeEm側の判断で『販売なし』、『Market』、『Partner』に振り分けられ、『Market』と『Partner』の写真が売れたら、収益が生まれていく仕組みだ。一つずつ説明していこう。

EyeEm:基本的な流れ


よくある画像共有アプリと同じく、アカウント名とメールアドレスを登録すればすぐにでも始められる。

写真のアップロードは、各デバイス本体からだけでなく、クラウドのストレージ(dropbox,Google Drive,Flickr(!),Google Photos)との連携も可能。これはPCからアップするときの画面だが、スマホで撮ったものをすぐ上げたい場合はアプリの方が断然気軽だ。


一先ず量を上げた方がいい気がしたので、自分はスマホカメラで撮った写真をバンバン上げてる。まあこれまで撮りためてて、各種ストレージにあるよって方はもちろんそちらからバンバン上げられる。

自分の撮った写真をアップロードしてみよう

写真をアップロードすると、以下の流れで公開待ちとなる。

①アプリが自動でタグ付けしてくれる
②変なタグもあるので手動でタグの追加 / 削除を行う
③アップロード直後の画面。タイムラインに表示される。

その後、EyeEm側の判断で、『販売なし』、『Market』、『Partner』に振り分けれるのだが、

  • 『販売なし』 = 商用販売できない (原因:モデルリリースに抵触、画像クオリティetc.)
  • 『Market』 = EyeEm内のマーケットでのみ販売可能
  • 『Partner』 = EyeEmが提携している他のストックフォトサイトも含み販売可能

ざっくりこんな感じ。まあ『Partner』で販売されないと、そもそも売れることはほぼ無さそう。

気軽さ

タグ付けもある程度自動化しているし、販売に関してもEyeEm側で判断してくれるので、考えようによっては凄く楽。こちらは撮った写真をひたすら上げていくのみ。気軽にストックフォトを始められるのでその点はおすすめ。

ちなみにアップロードした画像の著作権は自分からは離れず、画像はライセンス付きで販売される。購入者に使用権が付与される形だ。

う、売れない・・!!

簡単なのはいいが、全く売れません!売れる気配すらない。

おそらく、EyeEm内で行われている『Missions』という名の写真コンペや、『EyeEm Awards』などに選ばれて目立たない限り、フォロワーも爆発的には増えないかと。地道に増やす分には、ユーザーは世界各国にいるので意外と楽しい。

しかしながら、特集の写真家たちが1年以上投稿していなかったりと、サービスの運営自体が微妙になってきている雰囲気もある。あくまで販売機能は後付けされたものなので、ここでお小遣い程度でも稼ぐのは結構難しそう。年単位でしばらく放っておいたら、突然売れました的な感じだと思う。

収益が10ドル以上の場合のみ支払いもしくは現在の収益状況に関係なく、年に1回の支払いをリクエストできるらしい。PayPalアカウントと紐付け出来マス。・・・いつになるやら!