ボルダリングのシューズ選び

  • 2018.05.31
  • 更新日:2019.12.07
  • 身体


ボルダリングに中々行けていない。以前は最低でも週1で通っていたのだが、ランニングも絡めながらだと中々予定を組むのが難しい。そんなわけでシューズも言うほど傷んではいないのだが、最近始めた友人がシューズを買うというので調べてみた。調べだすとフツフツと物欲が湧いてきてしまうのだが‥。

ボルダリングシューズの形の違い

まずはボルダリングシューズの形には大きく分けて2種類ある。
底がフラットなものと、あえてカーブを付けて湾曲させているものだ。
湾曲させているものをダウントゥタイプといい、フラットでは乗れないような小さなとっかかりにも対応できるようになっている。

とはいえ、いきなりダウントゥタイプだと足を痛めやすいのも事実。初めはフラットである程度登り慣れ、中々クリア出来ない難しい課題などに直面したタイミングで試してみる、という流れがいいのかもしれない。

日本人の足は大体幅広なので、買う前には必ず試着をすることも大事だ。そもそも小さめのサイズを履くものなのだが、メーカーによっては典型的な日本人の足の形に合っていないものもある。ちょっと履いて痛くなるようなものは迷わず避けること。

ボルダリングシューズの手入れについて

私がシューズを買った時に店員さんにまず聞かれたのは、使用頻度だった。要はどのくらいのペースでボルダリングをしているか、ということだ。この場合、外岩ではなくジムに通うことをイメージしてもらった方がいいと思う。

当時は週1から2だったので素直にそう答えたが、それくらいがシューズを買う環境としては最低ラインとのことだった。それ以下のペースであればレンタルでも問題はないと。週4以上行くようなツワモノにとってはシューズは消耗品なので、1年持てば良い方だという。

使い込まれたシューズは足になじみ登りやすいが、度を越すと底はツルツルで掛かりが悪くなり非常に危険だ。出来るだけ長持ちさせたいものだが、基本的には簡易的な掃除くらいしか出来ることはないと思う。

使った日は家でチョークを拭き取り、風通しのいいところで陰干しをすること。アルコールの含まれた拭き取り紙などは、傷みの原因となるので革部分には使用しないこと。革以外の素材に関しては特に問題ないと思う。

素足で履いている場合、特に臭いに関する問題は致命的となってくる。他のジム利用者のことも考慮し、使用した後は必ず陰干しをしたい。日光に当たるとシューズが傷むので日向は避けよう。

自分が買ったシューズ

自分は色々試し履きしてみた結果、ファイブテンというメーカーのものを愛用している。

日本人の足も含め、どんな足の形にも割とおさまりがいいので、登っているときも裸足に近い感覚で扱える。フィット感が売りのモカシムというモデルを使っているが、長時間履いているとその分疲れるので、登らない時はこまめに脱いだ方がいいかも。

何にせよ、自分の足に合った靴を見つけると、レンタルと比べてパフォーマンスが抜群に上がる!
つまりモチベーションも上がる。今まで苦労していた課題にも果敢にチャレンジしようという気にもなるのだ。

まずはいくつかお店に行き、きちんと相談できる店員さんを見つけよう。
個人的には目白にあるCalafateというお店がオススメ。シューズの種類も多く、店員さんも親切だ。