お気に入り『適当飯』3選+番外(つくってみてね)

突然だが、自分の中のお気に入りの適当飯を紹介したい。適当飯とは、『レシピはほとんどなく手軽さと満足度を兼ね備えたもの』を最も尊いとする自分なりの逃避的ライフハックである。大体が用意したものをご飯にかければ完成だが、多少手間のかかるものもある。

最近はどうやら『ズボラ飯』というワードで市民権を得ているようだ。意味合いとしては大体同じだと思うので、ズボラ飯を探している方もぜひご参考ください。レシピと呼べるようなものはほとんどありませんが。

3位:芋飯


知り合いから大量のサツマイモをいただいた時に、その処理に困って実践したレシピだ。
とは言え作り方はいたって簡単。

  1. 芋をタワシなどで洗い、泥を落とす
  2. 一口大に切って水に漬けておく
  3. 炊飯器に普通に米の用意をする(水の分量も通常通り)
  4. 塩小さじ1、酒適当を入れて軽く混ぜ、30分置く
  5. 芋を上にのせて普通に炊飯(炊き込みとかにしない)

以上だ。
これだけで激ウマな炊き込みご飯(芋飯)が出来上がる。
味は今回紹介した中では最強だが、若干の手間を考えて3位とした。

2位:アボカド飯


ここからはほぼ切って載せるだけのレシピだ。

アボカドを切ってホカホカの米にのせてわさび醤油をかけて終了。
こちらも味は最強だが、アボカドの値段や切る手間を考えて2位とした。

1位:豆腐飯


コスパ、手間、味と3種の面で最強の適当飯の登場だ。

絹ごし豆腐をパックから出し、そのままご飯にのせてわさび醤油をかけて混ぜて終了。
もしあれば、ごま油なんかかけても変化が楽しめる。オリーブオイルも割とアリ。

食欲の無い時や夏場にもってこいのヒンヤリとした味わい。
材料の割にややジャンクだが、醤油の量を調節すれば塩分も控えめに楽しめるはず。

安さ。速さ。豆腐と米と醤油の相性の抜群さ。
まさに非の打ち所がない適当飯だ!

また余談ではあるが、2位のアボカドとの併用で掟破りの地獄のコンビネーションが炸裂する。

番外:カレーリーフ飯

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これは完全に自己満的なレシピだが、手軽にスパイシーな満足感を味わいたい人にオススメ。

バターでカレーリーフと塩胡椒を適当に炒め、ホカホカのご飯に混ぜるだけ。

カレーリーフの本格的なスパイス感、バターライスの万能感によって、一手間加えた適当飯という自己陶酔に浸れる一品だ。

カレーリーフの調達が少し難易度高めだったが、それでもネットなどで買いやすい世の中になった。
スパイス好きの方はぜひチャレンジしてみて欲しい。まあバターで炒めたスパイスと米を絡めるだけで割と何でも美味いので、クミンやカルダモンとかでも良いかもしれない。


自分だけの適当な料理は、適当ゆえのジャンクさや無駄な高級さによって人々に背徳的な開放感をもたらす。また、それらを部屋で独り占めすることも結構大切な要素かもしれない。そしてもちろん美味しいということも。

今回この感覚を共有したのは、以下の本を読んだ影響もある。誰しもが持っている自分のためだけの料理欲と独占欲に共感した。
読んだ後はほくそ笑みながら何か作りたくなること請け合い。深夜に持ってこいの1冊です。

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