フルマラソン完走してきた

  • 2018.02.04
  • 更新日:2019.12.07
  • 身体

一昨年に初めて参加したマラソン大会に昨年も参加し、無事に走り終えることが出来てホッとしている。参加した大会は宮崎県で行われているかなり大きな大会。ここでしか会わないような友人達と久々に話すのも楽しみの一つだ。

完走出来たのでとりあえず目標達成というところだが、一昨年と何が違ったのかざっくり書いてみたい。

フルマラソン本番までにやったこと

一昨年、昨年と続けて出場してみて、一回目は膝を途中で壊し、競歩で完走。今回は最後まできちんと走り終えての完走となった。何が違ったかと言えば、日々の練習量に他ならないが、それにしたって平均で月に50kmくらいである。

その代わり、フルマラソン本番までの間、10kmやハーフマラソンの大会にはコンスタントに参加するようにした。出来れば月1くらいのペースで参加するつもりで臨んだが、興味を引くものに絞ってもいたので結果として隔月くらいのペースになった。

大なり小なり、大会は楽しい。

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ここ数年でマラソン大会は町おこしのイベントとして使われることも多くなり、会場で名産品なども食べられたりする。帰りに温泉でも寄ろうものなら、ちょっとした旅行気分で次回の大会への参加意欲も増す。

実際、日々の練習に対しても良いモチベーション上げになっていたと思う。というよりむしろ、走り終わった後に風呂と酒にありつけるかを基準に大会を選んでいた。

フルを走っているときに思っていたこと

今回のフルマラソン本番では、長く走ることに多少慣れていたことで興奮状態をある程度抑えられ、無意識にスピードを制限することが出来た。一昨年は明らかに途中から脳内が気持ち良すぎて調子に乗りすぎた。気付くとサブ3ばりのスピードで走っており、気を緩めた瞬間膝に激痛という流れだ。

今回は最後まで割と淡々と走っており、その中で給水ポイントの大事さに気付かされた。というか、途中から給水ポイントのことしか考えていなかった。給水ポイントにたどり着いたらポカリやらバナナやらを貪り、次の給水ポイントのために走る。以下、その繰り返し。

栄養補給しながら、とりあえずその次のポイントまでの体力さえ補えれば良い、とだけ考えている。普通に考えると無計画も甚だしいのだが、何故かそれで少し安心するのだ、「ああ、これで次の給水ポイントまでは走れるな。」と。

完全に無心に次の給水ポイントを信用している状態。余計なことを考えず、それを繰り返していたらゴールまで来ていた、という感じだった。


何だか、ブラック企業と社畜のメカニズムを一瞬連想させたが、辛いことを耐える時の頭と身体の仕組み、というものはどれも似たようなものなのかもしれない。出来るだけ余計なことは考えず、その都度走ることだけを考える。

フルマラソンは山登りにも似ている。蓄えることがそのまま動くことに直結している感じ。登山の時は行動食と言って、エネルギー補給に重点を置いた食べ物を常備するが、マラソンにおける給水ポイントはまさにそんな感じだった。

こうして考えてみると、まだタイムを縮めようとか、そういった余裕は全くないことが分かる。完走できたことでようやくスタートラインに立てた感じだ。これからどうしよう。

2018に向けて

正直フルマラソンは今のところ一年に一回で良い。それ以上は体が持たん。
しかしながら、ハーフにしろ10kmにしろ、大会自体は今後もちょこちょこ参加していこうと思う。気分転換に持ってこいだし、毎月走る量も意識出来る。

今年はトレランもチャレンジしてみたいが、もう少し下半身を強化してからの方が良いんだろう。飯能で行われている裸足マラソンにも参加してみたいなあ。