年の初めに占いを
- 2018.01.05
- 更新日:2022.02.08
- とりとめもないこと
あけましておめでとうございます。
思っていたより更新出来なかった2017年もあっさり終わり、2018年も気づけば早5日。
毎年、年始には決まった占星術師の方の占いを見ている。
石井ゆかりさんという方の「筋トレ」という占いサイトだ。
(※筋トレは2021年11月25日をもって、終了されたとのこと。新しい公式サイト『石井ゆかりの星読み』へとリンク先を変更いたしました。)
個人的には占いというより、一つの読み物として目を通しているのだが、これが当たる。当たるというと語弊があるのだけれど、何というかしっくりくるのだ。思い当たる、というべきか。
興味が湧いた人は、まず年報を読んでみて欲しい。
今でこそとても有名で、誰に薦めても喜ばれる著者のサイトだが、昔は「毎年年始には筋トレというサイトの年報を見ていて・・」と人に説明するにはそれなりの勇気が必要だった。まず筋トレという謎のタイトルもそうだし、少し前まではWebページがもっと手作り感満載の外観だったということもある。
そんなわけで当時このサイトを薦めていた相手は、自分にとっても信頼の出来る友人ばかりであり、サイトのタイトルや外観も気にせず文章をちゃんと読んでくれていた。そして大体の人が「この人の文章すごいね。」と言ってくれたもんだから、こちらとしてもホクホクだったのである。
元々自分が知ったきっかけも、好きだった音楽家の方がブログでさらっと触れていたからだった。何の気無しにサイトを読み進めていくうちに、あっという間に引き込まれてしまったことをよく覚えている。確か2008年頃のことだった。それからは毎年欠かさず年始には年報を読んでいる。
新しい人との出会いや別れ、何かを始める時、何かが変わりそうな雰囲気や変わってしまった瞬間。内容は何でもいいのだけれど、自分と向き合いたいなあという気持ちの時に、石井さんの文章にはスッと寄り添ってくれるようなさりげなさがある。そして押すでもなく引くでもなく、そこで話を聞いてくれているような力強さも。
今年もまず2017年の年報を読み直し、それまでの自分と一回向き合ってから2018年の年報を読んでみた。そしてこれからの自分を何となく見据える。自分や自分を取り巻く人たちが毎秒単位で変化しているということを再認識する。
石井さんの文章には具体的な答えが書いてあることは稀なので、どういうことが起きるかは全然わからないけれど、読み終わると、何となくこれからの1年が楽しみになる。様々な変化を受け止めていけるような気がしてくるのだ。
こんなよくわからないブログで言うことではないのかもしれないが、毎年静かな時間をありがとうございます。