Google デジタルワークショップやってみた
- 2017.11.14
- 更新日:2019.12.07
- 学習サイト
新しい技術や知識を身につけようとするとき、最近だと書籍からではなく、学習サイトを使うことの方が多いのでは?
実際、Pythonを諸々の学習サイトで自習しているのだが、基礎知識は無料のものでも十分。実践的な知識でさえ、少しお金を払えば動画で学ぶことも出来る。複数の学習サイトを自分の中である程度使い分けをすることで、効率よく学習を進めることが可能な時代なのだ。凄いのう。
そんな学習サイトの中で、Googleが無料で提供しているデジタルマーケティング用のサービス、「Google デジタルワークショップ」なるものを一通りやってみた。
学習の流れ
このサービスは、Googleアカウントを持っていればすぐに始めることが出来る。全部で23章から構成されており、自分の興味のあるジャンルから始めてもいいし、ガイダンスの順番に沿って進めてもいい。ダッシュボードは自分の学習状況も把握しやすく、わかりやすいレイアウトだ。
各章それぞれ2〜5くらいのパートに分かれ、各パートは4分前後の動画と小問からなる。それらを全て終えると章末問題にチャレンジし、全問正解すると合格してバッジを取得できるという流れだ。
バッジの取得状況も確認出来る。取得済みのものはバッジに色が表示され、未取得のものは色がグレー。こういうページがあるとゲーム感覚で楽しめるので、学習もあまり苦にならない気がする。
内容
はっきり言って、一つ一つの内容は簡単だ。webマーケティングの基礎知識の整理や、とっかかりとしての学習サイトとして捉えるのが一番自然なのかもしれない。また、当然ながら内容に出てくるサービスはGoogleのものがほとんどなので、Googleにどんなサービスがあるのかを網羅的に知るという意味でも役立てられると思う。実際、知らなかったサービスもいくつかあった。
進め方と目標
1章ごとのボリュームは少ないとはいえ、動画を見続けるにはそれなりの集中力が必要。正直なところ、10動画も見れば結構お腹いっぱいになる。1日の目安としては3章くらいにして、気になる箇所のメモを取ったり調べたりしながら進めた方が効率は良かった。やろうと思えば休日1日で終わらせることもできるが、絶対に半分くらいで飽きると思う。
目標としては、全章のバッジを取得し、最終テストを受けて認定証をもらうことである。認定証については、「履歴書に記載したり、LinkedIn でアピールし、ご自身のキャリアに活かしましょう。」とあるが、学生や新卒、もしくは全く異なる部署から異動や転職をしてきた方に向けてのものだと思う。そうでなければ、あくまで自身の知識の整理だと思って取り組んだ方が良いのではないだろうか。でもまあ、もらうとちょっと嬉しい。
おわりに
無事に試験も合格、何やかんや嬉しい。認定証はPDFでダウンロードも出来るので印刷も簡単。
サイトを利用していて特に感じたのは、内容の分かりやすさだ。もちろん複雑なところまで説明していないということでもあるのだけれど、スライドに使われているフラットな画像の見やすさや、動画説明での言葉の聞き取りやすさなど、無料で提供しているサービスのクオリティとしては素晴らしいものだと思う。
また、今回このサービスを利用しながら、Googleのサービスの公式コミュニティや公式ブログを初めて利用したが、結構面白くて勉強になるものが多かった。デジタルワークショップをやる中で、こうした他の公式サービスについての気付きも得ることが出来たので、うまく作られているなあと素直に関心した。これらは今後も継続して利用することになりそう。
他の利用者の方々の感想などもあるので、良ければご参考にどうぞ。