英語を仕事にするために

先日、Lingvistについての記事を書いたことで、サボっていた英語学習について再度考え直すきっかけになった。まず、久々にLingvistに触れてみたが大分単語を忘れている。分かっていたことだが、英語に限らず何でも続けていないとすぐに忘れていく。仕事で使っていればある程度は良いのだろうけど、そうもいかない場合、意識して1日のサイクルに組み込まなければいけない。こちらの目標としては、とりあえず1ヶ月で3000語までいくこと(現在2300語)。

英語学習再考

そもそも何で英語の学習を始めたかというと、翻訳の仕事を得るためにはどのくらいの英語能力があればいいのかと考えたからだった。何で翻訳かというと、自宅で働けそうだからだ。何て安直。

そこからさらに安直にTOEICのための学習を始めるのだが、まあTOEICのスコアが翻訳業務に直接役立つとは全く思っていない。翻訳を生業にしているような人のTOEICスコアはおそらく900以上が普通で、わざわざ取得している人ももしかしたら少ないのかもしれないし。

なので自分のTOEICスコアが800に一応到達した時点で、視点を少し変えてみることにした。だいたいどのくらいの時間で、どのくらいの量の英文を日本語訳することが出来れば、和訳の業務としては及第点なのだろう、と。

フリーランスの翻訳の案件なんかは発注者によって結構マチマチで、こちらからどのくらいで提案したらいいのかよくわからない。翻訳を請け負っている会社の相場や翻訳者の個人ブログなどを見比べた結果、「250語を1時間で和訳すること」を一先ず自分の個人的な目標として掲げることにした。

翻訳クラウドサービスへのチャレンジ

また、試しに今の時点でクラウドソーシングの翻訳サービスにおいて、受注者として登録できるのかどうかを一応確認してみた。数あるサービスの中から選んだのは、Gengoというサービスだ。理由としては新人トランスレーターのために用意されているリソースがとても分かりやすかったからだ。これは翻訳初心者にとっても助かる情報だと思う。

翻訳者になるには、無料アカウントを作成し選択と筆記の2段階テストを受け、それらに合格する必要がある。まずは選択式のテストを受け、合格すれば次に翻訳テストが受けられるといった流れだ。

結論から言うと、初めの選択式テストの時点で落ちた。テストの内容は共有不可なのでお伝えできないが、実際の翻訳で見られるポイントってこういうところなのかーという感想。正直手応えは全く無かった。

大体の翻訳サービスでの発注者への謳い文句としては、翻訳のスピード、量への対応、そして機械翻訳とは違うということ。スピードと量は強引に何とかすることは出来るのかもしれないが、最後の「機械翻訳ではなく人が翻訳している」というのが最も重要で、かつ実力が伴ってないと無理なんだなあと痛感した。そして反省した。

これからすること

今の自分にとって圧倒的に足りないのは、英文解釈の能力だと思っている。まず文章の読解スピードが遅いし、かと言って正確なわけでもない。TOEICの内訳に関しても、リスニングにかなり比重が寄った結果になっているし、リーディングの拙さには気付きつつもスルーしてきた。まあ何とかなるだろうと。

しかしながら、次の段階に進むためにはまずリーディングの能力を上げていく必要がありそうだ。そう思ってネット上の英文を闇雲に和訳し始めたが、すぐにモチベーションが尽きたので大人しくZ会の参考書でも買おうと思う。英単語も含めて、一先ず底上げだ。