料理のレシピを調べるとき

料理をするのは好きだけど、皆レシピってどうやって調べているのだろう?
クックパッド?白ご飯.com?オレンジページとかキッコーマンとかAJINOMOTOとか、その他のレシピサイト?あとは動画の早送りみたいなので見せてくれるやつが流行っているようだけど。

現行のレシピサイト達

検索上位はクックパッドを始めとするレシピ系サイトやまとめサイトなどに占められているため、感覚的には選択肢が少ないように感じることが多い。(とは言え、今試してみたら昔よりクックパッドのレシピ出てくる率減った気もするな。)

ちなみに自分の場合は、大抵白ご飯.comに落ち着く。昔から使っているというのもあるけど、プロによる基本的なレシピが載っているように感じるからだ。

別にクックパッドやその他のレシピサイトがダメと言っているわけではなく、何となく目的にそぐわないような気がしてしまうのだ。そこに新しいレシピのアイディアのようなものは沢山あるのかもしれないが、基本的な美味しさの根拠がどうしても欲しくなってしまう。

例えば、

  • ステーキ肉の焼き方
  • 炊き込み御飯の作り方
  • すき焼きの割り下
  • フィナンシェの焼き方

などは、プロの料理人の方がやっているレシピサイトや企業サイトで探してしまう。基本的な技術に対して、信用が担保されているような気がするという理由で。

また、あまり使わないが、動画で説明してくれるタイプのレシピサイトは実はとても分かりやすくていい。外国のサイトが多い気もするけど、動画なのでテキストベースのサイトよりも気にならない。むしろ、普段作らないような料理やお菓子などのレシピだと、文字だけでは判断し辛い材料や、火加減なども映像で見ることでイメージしやすく感じる。

とはいえ、検索でレシピ動画サイトが上位にきていることもまだ少ないのだろうか、SNSや広告から見付けたりすることが多い。なので、最初からそれらの動画サイトでレシピを調べる、というようなことをしたことはない。

Quugleという選択肢

そんなことを考えていたら「Quugle」というサービスを見付けた。

素晴らしいレシピがなるべく短時間でストレス無く発見出来るように、Googleのサービスであるカスタム検索を二ヶ月間最適化し、今に至ります。すでにQuugleで料理名か食材名を入力して検索すると、現場で活躍するプロの貴重なレシピや、料理研究家の本気のレシピがヒットしやすくなっていると思います。

製作者の方は、Googleのカスタム検索というシステムを使って、優先的にプロの料理人や料理研究家のレシピに辿り着くための検索エンジンを作り上げたようだ。

これは中々面白い試みだと思う。レシピサイトに限らず検索結果の偏りは、最早周知の事実。自分にとって必要な情報や正しいと思える情報の検索の仕方がもっと増えていって欲しいと切に願う。というより検索の選択肢を増やしていけないのなら、ちょっと恐ろしい。

ネット検索一辺倒を止める

ちょっと話が逸れている。

こうして考えを進めていると、レシピサイトの内容というよりも、そこにたどり着くまでの検索の仕組みの方に問題があるのかもしれない。日々のご飯の献立のように身近なものだから今回は違和感に気づいたけど、無意識のうちに偏った情報検索に馴染んでしまっている。

不便だなあと思いつつも、これ以上便利なものも無いので、使うのを止めることは無いだろう。しかし、ネット検索はあくまでツールの一つである、という認識を忘れないようにしたい。ネットで出てこないレシピだって沢山あるし、情報を選んでいるのはあくまで自分なのだから。

たまには古本屋で、昔の料理本を買い漁ろう。