Processingとは

その昔、Processingというものを始めようとしたことがあった。

こんな書き方なのは、未だにそれが何なのかよく分かっていないからで、
当時はもっと分からなかっただろうに、学校で習おうとまでしていたのだから不思議すぎる。

どういう経緯でProcessingを知ったのか最早覚えていないが、10年くらい前であることは確かで、メディアアートとかそういった言葉に惑わされて興味を持ったのだろう。

Javaをベースとしていたことからすぐに疎遠になり、その後、数年スパンで思い出しては書籍を無駄に購入してみたりしたものの、特に進展せずに今に至ってしまった。

しかしながら、いつまで経っても未練タラタラに思い出すには訳がある、

というかカッコイイのである。Processingを使って作られたビジュアルは。
あとは電子工作とかそういう感じも全部面白かった。今でこそFabやらIoTやら言われているが、当時はまだそんな言葉も浸透しておらず、「何だかよくわからないDIY」という風に自分の中では位置付けていた。

パソコンを自分で組み上げてしまう人たちの派生系で、さらにヒッピー的な変な人たちが出てきた、というイメージだろうか。
当時、Adobeのソフトも使わず、Processingや、その他自作のグラフィックソフトで絵を描いているような人たちは単純にカッコ良く見えた。

もちろん他にも似たようなことのできるツールは当時でもあったのかもしれないが、
初めに受けた「新しさ」という意味での衝撃は中々拭えない。仮に似たようなものを見つけても、Processingで同じことが出来ないかを
まず調べるだろう。(使えないのに)

残念ながら努力は全くしなかったけれど、
物凄い浅いところで好きになったものの代表のような存在。

また、外国のサイトなどを必死に訳しながら読んだのもProcessingがきっかけだったりする。実はいろんな意味で、自分の視野を広げてくれたものだったんだな、と書いているうちに気付いてきた。

こちらは手描きの画像からグリッチ画像を生成するプログラムを書こうとして頓挫画像。
いつかまともに使えるようになるときは来るのだろうか。
次こそは何か動くやつを作りたい・・